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上下水道 有機フッ素化合物の検査結果について

上下水道関係の有機フッ素化合物について検査いたしました。

  日本各地で河川水や井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(※PFOS及びPFOA※)が検出された問題で、村では水道水および河川、放流水の安全確認のため、水質検査を実施しました。

 

 検査結果は以下のとおりで目標値以下の結果となりました。

 

 ※ PFOS=ペルフルオロオクタンスルホン酸、PFOA=ペルフルオロオクタン酸

  有機フッ素化合物とは、自然界で分解しにくく、水などに蓄積することが分かり、人への毒性も指摘されており、国際条約で廃絶や使用制限しています。PFOS及びPFOAは、水や油をはじく特性で撥水材、表面処理剤、乳化剤、消火剤などに使用され、現在では製造、輸入を禁止しています。※

 

【水道】

採水日:令和6年4月16日

採水場所 測定結果 日本国内暫定目標値
細谷公民館(滝川水系) 不検出(1ng/L未満) 50ng/L
沓掛公民館(市ノ沢水系) 不検出(1ng/L未満) 50ng/L
青木村役場(原池水系) 不検出(1ng/L未満) 50ng/L

 

採水日:令和6年7月19日

採水場所 測定結果 日本国内暫定目標値

当郷ふれあいセンター

(当郷水系)

不検出(1ng/L未満) 50ng/L
殿戸日吉神社(殿戸水系) 不検出(1ng/L未満) 50ng/L
入田沢 弘法(弘法水系) 不検出(1ng/L未満) 50ng/L
入奈良本 深山(深山水系) 不検出(1ng/L未満) 50ng/L

 

 

【下水道】

採水日:令和6年6月26日

採水場所 測定結果 日本国内暫定目標値
浦野川 殿戸橋周辺(河川水) 不検出(5ng/L未満) 50ng/L

青木村浄化センター放流口

(下水道終末処理場放流水)

9ng/L 未設定 ※

 

※ 令和6年8月1日現在、放流水に対する指針値等はありません。

 ただし、通常では放流水は放流先の河川水により10倍程度に希釈されることが想定されるため、公共水域(河川水等)の暫定指針値である50ng/Lと比較すると、おおよそ1/50程度の値となる状況です。

 

【問い合わせ先】 青木村役場 建設農林課 上下水道係

         TEL:0268-49-0111(代) 情:49-3131