古代遺跡発掘土器展示室青木村の縄文時代・弥生時代・古墳時代・奈良平安時代の遺跡から出土した土器や石器、古銭等を展示しています。
《縄文時代》縄文時代の遺跡は、田沢温泉の平遺跡、中挾地区の中挾遺跡・月夜平遺跡、夫神区の熟田遺跡があり、土器片とともに石斧・石匙などの石器も出土しています。 《弥生時代》弥生時代の村松区の水田や集落跡は、早くから水田地帯で遺跡であることがわからず、圃場整備工事前の発掘調査ができませんでした。月夜平遺跡や当郷区の榎・岡石地籍などで、遺物が出土しています。 《古墳時代》村松の塚穴古墳がこの時代の古墳で、土器・勾玉・切子玉・金銀環の装飾品、直刀などの武器、馬の轡金具などが出土しました。 《奈良・平安時代》上小地方では信濃国府の設置や信濃国分寺の造営、また東山道が整備されたりした時代でした。馬を生産する牧場が設置され、村内各地に牧場関係の地名が残されています。 下奈良本の牧寄地区には、御牧を管理する役人の住居跡や馬屋等の建物の柱根部や建物の遺構・遺物が出土しました。 |
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